Webサイトを作ってみた
- atclosetmori
- 2017年11月6日
- 読了時間: 4分

私は印刷物メインでWeb制作には一切関わってこなかったため「Webはわかりません」を貫いて来たのですが、フライヤーの延長でWebデザインを依頼してくるクライアントさんが増えてきたので、勉強も兼ねてチャレンジしてみることにしました。
そこで、Webデザインの素人にはどっちが向いているのかWixとJIMDOを体験してみました。
既に多くの人たちが比較ブログを公開してくれているので読みまくりました。
次の仕事に繋げるのであればWordpressがいいんだろうけど、いかんせん頭が固い年齢なので、ここは無理をせずに素人でも作れるものからはじめてみることに。
独学は楽しくないと続かないのです。
JIMDO
もうすぐ定年を迎えるAさんが、所属するサークルのホームページを作りたいとJIMDOにチャレンジしたのですが、Aさんのスペックはこんな感じ。
・大手企業の会社員だが営業職でコレといったPCスキルはない。
・ExcelとWordを使うが使いこなしているレベルではない。
・PCの設定やトラブルは社内の人が対応してくれるのでシステムに疎い。
そんなAさんでもJIMDOに登録してから半日でサイトをオープンさせたのをみて、これなら出来そうだと早速、登録してみました。
なるほど。JIMDOは素人でも簡単に作れるように整理されている。
最初にテンプレート選びで作りたいサイトを選んで、あとはサクサクと作ることができる。
自分のPC内の写真をエディタに一旦アップロードしておく手間もなく、エディタの画面に直接ドラッグ&ドロップするだけでサイトにアップされていく。スマホ用のレシポンシブ対応も自動的。画像の幅も文字のサイズも自動的に直してくれる。あまりに気持ちよく作れるので、すっかりハマってしまいました。
しかし作り進めていくうちに微修正がきかない事が気になりはじめました。ほんの1mmとか2mmのバランスが気になって気になって。。。その修正をしたければHTML5とCSSとか理解してないと無理みたいです。
作成したサイトがこちら(習作)
Wix
だいぶ慣れてきたので、次はいよいよWixにチャレンジ。比較しやすいように、JIMDOで作った素材をそのまま使って同じようなサイトを作ってみることにしました。
なるほど。Wixはちょっと難しい。JIMDOと同じノリで作り始めると泣きを見る。
いろいろな事ができるかわりに、今度は選択肢が多過ぎて何を選べば効果的なのかわからなくなってきてしまう。傍目には同じようにしか見えないギャラリーとか。どこが違うのか確認するにも、いちいち種類が多すぎなのです。少し凝ったことをするとスマホ用でレイアウトがグチャグチャになったり画像が切れまくっていたり。思うようにレシポンシブに対応しなくてイライラしていたら微修正が必要だという事に気付きました。細部まで修正ができるという言う事は、PCとスマホで見せる情報の量も調整できるし、自分がやりたいデザインに出来るという事。
それからはWixにのめり込む。のめり込んでいるとタイミングよく半額キャンペーンのメールが届いたので、エイや!有料会員になってアカウントも取得しちゃいました。

2つのホームページエディタを試してみて感じたのは、JIMDOは料理教室みたいな感じ。メニューが決められていて、きちんと分量が測られた調味料が揃っている。あとは手順通りに作れば、ほぼ失敗なしでそこそこ美味しい料理が作れる。
並べる食器も揃えてくれてあるので、見栄えもいい。
それに対してWixは調理道具も調味料も自分で選ばないとならない。そのかわりものすごく凝った料理もシンプルな料理もできる。もちろん既存のテンプレートを使えばJIMDOのように簡単に、しかもすごくカッコいいサイトが作れるが、私は学習を兼ねていたのでテンプレを使わなかったのが敗因かもしれないです。
ただ、レスポンスの良さと簡単さは圧倒的にJIMDOなので、こっちは無料会員のまま実験的にサイトを利用しています。クライアントのサイト用につくったイラストデータを一時的に実験サイトにアップさせて、サイトでの見え方を確認したりして便利なのです。
クライアントからは「次はWordpressをマスターしてくださいよ」と言われてますが、それはまだまだ先になりそうです。
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